
京都府生まれ、東京都育ち。東京大学に入学後、尺八と出会う。同大学尺八部にて松山龍盟に琴古流尺八の手ほどきを受け、在学中より徳丸十盟に師事、尺八演奏家を志す。
東京大学卒業後、東京芸術大学音楽学部に進学。在学中 「安宅賞」「アカンサス音楽賞」「同声会賞」を受賞。
現在、東京芸術大学大学院 音楽研究科修士課程に在学。日本三曲協会、琴古流雅道会所属。

現代における邦楽鑑賞のあり方を模索するべく、フル・コンサート、レクチャー・コンサート、ワークショップなど多様な鑑賞形式の開拓を、古典曲を中心に行なっている。
東京芸術大学修士課程では、「邦楽における鑑賞デザイン ー『関係性』から実践を考える 琴古流尺八を題材としてー」を研究テーマとして、音楽のみならず現代美術や各学問領域の動向から音楽鑑賞を取り巻く環境を概観し、演奏者と鑑賞者のフラットな関係に基づく邦楽鑑賞を論じた。
令和元年11月には浅草にて三種類の複合的な鑑賞形式による「はじめての邦楽」シリーズ主催。根津「天井桟敷の人々」、浅草「Kashima」にて定期的にワークショップを主催。
(2020年2月時点)