新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
箏曲演奏家の福田恭子です。
今年も元旦から演奏をさせていただき、2018年がスタートしました。
さて、今年の干支の「戌」という漢字には、もともと「滅(ほろぶ)」という意味があります。しかし、この「滅(ほろぶ)」は、悪い意味ではありません。
戌年の前の酉年には「成長してきた草木が実を結ぶ」という意味があり、また、戌年の後の亥年には「滅びた後に新たな種子ができる」という意味があります。
つまり、戌年の「ほろび」は、実を結んだ草木がいったん枯れ、その後の新しい芽吹きへと繋がっていく、そんな
まさに旧年は、現在の場所にお教室を構えたり、様々な方々との新しいご縁ができたりと、「成長してきた草木が実を結ぶ」年となりました。今年は、さらに邦楽を広めるべく、初心者の方や海外の方に向けたワークショップを開催し、「滅びた後に新たな種子ができる」年へと繋がる年にしていきたいと思います。
また、自分自身の芸を見つめ直し、古典や歴史の追究も深め、演奏活動にも日々一歩ずつ成長できますよう励んでまいります。
本年も温かく見守っていただけますようご支援の程どうぞよろしくお願い致します。
皆様の1年のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
箏曲演奏家 福田恭子