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萌春(長澤勝俊作曲)

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第16回東京藝術大学岡山県出身者によるジョイントコンサートより
(箏:福田恭子/尺八:田辺道恵)

解説

萌えいずる春を箏と尺八に託して瑞々しく描いた曲です。
長い冬を経て迎えた春の讃歌であり、それはまた春を謳歌する人間の喜びの歌でもあります。
(1971年11月 日本音楽集団 第15回定期演奏会初演 より)

箏と尺八、それぞれの楽器のメロディを引き立てながら曲が進んでいきます。

邦楽独特の「間」で緊張感を保ちながら、互いのメロディが絡み合う華やかな部分もあり、箏と尺八の音色一つ一つを感じることのできる曲です。

春の訪れを感じさせる静かな尺八のソロに始まり、箏のソロにつながった後、新たな季節の始まりを知らせるかのように箏と尺八の合奏が始まります。

木々の梢がそれぞれの新芽の色で彩られ、美しく花が咲き、鳥の鳴き声とともに春の息吹きを感じるメロディとなっています。

箏曲演奏家 福田恭子

  • コメント ( 2 )

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  1. 貴志清一

    萌春(箏福田恭子、尺八田辺道恵)はたいへん好感の持てる良い演奏でした。
     特に尺八はみずみずしい感性としっかりしたテクニックで感心しました。
     プロ(自称?)の演奏者のかなりの人がこの名曲を「吹き散らかしている」ことをもっと反省する良い材料です。

    • Yasuko Fukuda

      貴志清一 様

      先日は萌春の演奏を聴いて頂き、特に尺八についてのコメントをくださり、ありがとうございました。

      また今後とも色々なご意見を糧に精進してまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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