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かんたん3ステップ!初心者のための箏の弾き方講座

こんにちは、箏曲演奏家の福田恭子です。

お箏には、大きく分けて生田流と山田流の2つの流派がありますが、本稿では生田流のお箏の弾き方について説明させていただきます。

特に初めてお箏に触れるという方やお箏を習い始めたばかりという方を対象にしております。もし、手元にお箏と箏爪がある方は、実際に確認しながら読み進めてください。

記事「箏曲の2大流派〜生田流と山田流の違い〜」もあわせてお読みいただくと、より一層理解が深まります。

それでは参りましょう。

1. 箏爪のはめ方

まずは箏爪をはめましょう。箏爪は3つ一組になっており、右手の親指・人差し指・中指に、それぞれ指の腹に箏爪が来るようにはめます。

はめる際は、黒い輪の部分を持って指にはめましょう。爪の部分を持ってはめようとすると、余分な負荷がかかり、爪が破損してしまう可能性があるためです。

補足1-1左利きの方であっても右手に爪をはめて演奏します。左利き仕様の箏というものも特にありません。

2. 座り方

次にお箏の前に正座します。(手元にお箏がない場合は、目の前にお箏があるつもりで座ってみてください) 龍角(絃を支えている部分)の延長線上に腰骨が来る位置に座ります。続いて下半身を左斜め45°回転させます。その際、右膝は磯(お箏の側面)につけます。

なぜ斜めに座るかというと、生田流で用いる箏爪は四角い形をしており、この爪の角を絃に触れやすくするためです。上半身は前かがみにならないように背筋を伸ばしましょう。

補足2-1「龍角」や「磯」など、お箏の各部の名称については「お箏の部品の名称を知ろう」もあわせてご覧ください。

補足2-2山田流の場合は、箏に対して正面に座ります。

補足2-3床に正座して演奏する「座奏」でも、椅子に座って演奏する「立奏」でも座り方は同じです。

【参考】立奏時の様子

3. 手の構え方

正しい姿勢で座れたら、肩の力を抜き、右手は肩から親指の箏爪の左角に向かって自然にカーブを描くように丸みをつけます。

手のひらは柔らかく曲げ(卵を包み込むようなイメージ)、余分な力を入れないようにしましょう。爪をあてる位置は、龍角から3〜4cm左のところです。

補足3-1左手は膝の上に置き、指先を13本目(巾)の糸にそっと乗せます。

箏曲演奏家 福田恭子

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